ドイツ*じゃがいも料理
ドイツからお洒落なじゃがいも料理をお届けします
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じゃがいもの花








じゃがいもの栄養

良質なじゃがいも

ドイツにはHandelsklassenverordnung fuer Speisekartoffeln(食用じゃがいものための品質等級令)というものがあり、良質じゃがいもの条件が書かれています。条件をみたすものとして

じゃがいもの栄養 健康的
じゃがいもの栄養 割れてなく完全なもの
じゃがいもの栄養 きれい
じゃがいもの栄養 固い
じゃがいもの栄養 異臭、湿り気、病気などの保有がない

などがあります。

じゃがいもの栄養価

カリウム:ナトリウムを体外に排出する作用があり、塩分の摂りすぎによる高血圧などに効果。
澱粉:ビタミンCを包んで保護する作用があり、ビタミンCの流出を防ぐ働きをします。
炭水化物:三大栄養素(三大熱量素)の1つ。生命の維持・成長に必要なエネルギーを供給し、身体の構成素となる栄養素。
タンパク質:三大栄養素(三大熱量素)の1つ。体のあらゆる基本材料となる。
ビタミンB1:糖分を分解する酵素助け、エネルギーに変えてくれます。
ビタミンB2:脂質やアミノ酸、炭水化物の代謝を促進します。
ナイアシン:循環系、消化系、神経系の働きを促進します。
ビタミンC:品種や貯蔵期間などで差はあるものの、じゃがいも100g中に15−40mg。皮膚や粘膜を守る働きがあり、風邪を予防する働きがあります。

じゃがいもは皮を剥くと、酸化が始まります。変色がその印です。ビタミンCは酸化防止剤の役目を果たしどんどん分解されていくので、皮を剥いたらすぐに調理します。じゃがいもは茹でた後も栄養価のあるビタミン類を保ちますが、長時間保温するとビタミンが破壊されていきます。

じゃがいものビタミン・ミネラル量

成人が1日に必要なビタミン、ミネラル量を皮付き茹でじゃがいも(200g)で見た場合、どれだけ摂取できるかというと・・・

ビタミン ミネラル
B1 18% カリウム 28%
B2 8% カルシウム 3%
ナイアシン 17% マグネシウム 8%
アスコルビン酸  28% リン 12%
13%
繊維質 11%
炭水化物  10% タンパク質 8%

ファイトケミカル(phytochemical

じゃがいもにはビタミン・ミネラル以外にさまざまな植物性化学物質「ファイトケミカル」(phytochemical)が含まれています。ファイトケミカルは植物が紫外線の害や虫などから自らを守るために作り出した物質で、ガン予防や免疫を高める働きなどが認められています。有名なものとしてカロチノイド、ポリフェノール、フィチン酸があります。近年、フィチン酸は人の満腹中枢に影響を与え食欲を抑えたり、強力な抗酸化作用からガン予防に効果的といったプラス面も注目されています。

じゃがいもが持つ毒素は、ソラニンやチャコニンなどのいわゆるグリコアルカロイド(GA)と呼ばれる物質が原因です。このグリコアルカロイドもじゃがいもが害虫から身を守るための抗体なのです。

その他にじゃがいも特有のポテトプロテインは、『満腹ホルモン』の分泌を促し、肥満予防・改善効果を発揮します。

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