イースト生地と聞くと、パンやピザを想像すると思いますが、ケーキや揚げ菓子にも使用します。
イースト生地は軽い生地、重い生地、混ぜ生地に分けられます。
軽いイースト生地は形成しやすく、天板で焼き、レシピによっては焼いた後に中身を詰めるお菓子があります。
油を含み他の材料と作る重いイースト生地にはクリスマス時期に食べるクリストシュトレンが挙げられます。
混ぜ生地には、卵や水分が多く加えられ、生地が柔らかいため型に入れて焼きます。
イーストを正しく扱う
イーストは一定の温度、水分、糖類を栄養に発酵を行い炭酸ガスやアルコール、パンの風味のもととなる酸などを作り出す微生物です。この炭酸ガスの泡がパンのやわらかさのもとになります。
生イーストとドライイースト
どちらを使用しても良いですが、それぞれに長所短所があります。
ドライイーストの短所は、生イーストと比べ仕上がりのやわらかさに違いが出たり、風味が少ない所ですが、保存期間が長く、使いやすいです。
生イーストは長く保存できないので、使いかけの生イーストはアルミホイルで包んで3-4日以内には使い切りましょう。
ドライイーストの使用量は生イーストの約半分の量です。保存するときは湿気を防いで冷蔵庫へ。ドライイーストを使用する際は、ご使用になるパッケージに記載してある手順に従って発酵させてください!
一般的に500gの小麦粉に対して30-40gのイーストを目安として使用します。
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